渓流の禁漁まであと10日ほど。
先日、割とまとまった雨が降ったしそれでは・・・ということで
朝練に行ってきました。
行き先は
根田茂川の支流のとある沢。
ここだと砂利道の林道を走らないといけないので、渓流快速4号ではなく今朝は軽自動車での出撃。
さて、盛岡市内を5時ちょうどに出発。
現地を目指して国道をひた走るが、川目のあたりからぽつぽつと雨が落ちてきた。
そしてその雨はだんだん強くなってきたので、あいやこれは川見だけでおしまいかなぁ・・・と覚悟をしながら運転を続ける。
だけども現地に着いてみると、雨はちょうど小康状態。
せっかくきたし、竿を出しますか・・・と、まだ薄暗い林の中を歩いて沢へと降りる。
しかし先日の雨で潤ったかと思った沢は意外にも渇水のまま。
いや、ド渇水が渇水程度に復活したってことなのだろうか。
それはともかく今日はこんな状況なので、
毛鉤を沈めて釣ったほうが良さそうなので、久しぶりにドライフライではなく
テンカラ毛鉤をチョイス。
ハリスもそれにあわせてフロロの1.5号にする。
沢に立ちこんで竿を伸ばし、まずはハリスや
毛鉤を交換。
さて、まずはどのポイントへと打ち込もうか・・・と思ったら、左手の斜面からオッフォオッフォと黒いアニマルが降りてきた。
おおおおお。コイツ、こっちに向かってきてるじゃんか!
と、どうやらそのアニマルはこちらに気づかずに山を降りてきてしまったようで、こちらが「うらあああああああ!!」と叫んだところ、踵を返して山に戻って行きました。
ああ怖かった。
ということで釣り続行。
水量がある程度ある深みを狙って
毛鉤をうちこみ、開きまで流す。
これを各ポイントで数回づつ繰り返してみるのだけども、なんともはやアタリらしきものは皆無。
それでは次のポイントへ・・・と、移動しようと沢をのぼりはじめると足元から
イワナがピューっと逃げていく。
どうも時間的なものなのか、水量の問題なのかよくわからないけども、
イワナたちは流れのないプールのヘリあたりで休んでいるようで、まるっきり食い気はゼロ。
ああ、やっぱりまだ厳しいか・・・
とココロが折れかけたそのとき、プールの開きのあたりでハリスがもじもじっと動く。
半信半疑で竿を煽ると、ぶるるん!と生き物の感触が手元に伝わる。
たいした型ではない手応えなので一気にブッコ抜いてみると、真っ黒な
イワナちゃんが飛び出してきた。
ふう。なんとかこれでボンズだけは逃れた。
と、一息ついたその瞬間。
急にダバダバ!っと頭上の木の葉に雨粒が当たる音が聞こえてきた。
しかもけっこうな勢いで降り始めたようで、瞬く間に水面には雨粒の波紋が一面に広がる。
あいや。これはちょっとマズイな。
しかも竿を濡らすと後始末が大変なのでここで今日は撤収することに。
うーん、不完全燃焼だけど、この雨が恵みの雨になることを祈ろう。
それでは本日はこの辺で。
<データ>
天候:曇/雨
気温:18.5度(観測点:盛岡 日最低気温)
場所:
根田茂川支流
水位:0.32m(簗川 宇曽沢)
水温:-度(未計測)
入渓:5時45分
退渓:6時10分
[
テンカラ]
釣果:
イワナ (22cm) 1匹
竿 :シマノ 渓峰
テンカラSX RT33
仕掛:レベルライン(フロロ4号) 3.3m
+ハリス(フロロ1.5号) 0.6m
毛鉤:
テンカラ毛鉤(順毛)
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tag : 朝練 イワナ 根田茂川 テンカラ 毛鉤