11.09.10 朝練ダイジェスト

やっと仕事場の引越しが終わり、無事に本日より開業。
しかし引越しなどがあまりに強行日程だったものでまだ仕事場にはネットはおろか電話回線すらきておりません。
基本的に仕事中のヒマな時間にここの記事を書いておりますので、ネットがきていない今、記事の更新はなかなか難しく。
とはいえここしばらく、朝練も再開しておりましたので備忘録代わりにエントリーしておきます。
(自宅より酔っ払いがお送りしていますので誤字脱字についてはご容赦を)

11.09.08
これ以前にも米内川や根田茂川に行ってますが特に珍しいものは釣れなかったので割愛。
ということでまずは9月8日。
この日は朝練根田茂川の支流のひとつの沢へと潜入。
まあ隠してもあれなので実名で行きますが八木巻沢の中流あたり。

いつもの駐車地点に自動車を停めたのがまだ少し暗い6時ちょうど。
ここで身支度をして林道を歩いて下り、これまたいつもの入渓地点から沢へと入る。

本日の毛鉤はまずはイワイイワナ
頭上や周囲には枝&ボサが多いので、本日はちょっと短めのハリス(30cm)を組み合わせてレッツスタート。

・・・が。
しょっぱなに23cmほどのイワナを抜いて、意気揚揚と沢を登るも、出てきたのはそれ一匹。
ムサムサと釣り登るもまるっきり反応がないもので、だんだんとココロも折れかけてきたところにたどり着いた、とある特A級のポイント。
これで出なけりゃ今日はもう帰る。
と、集中力を高めてキャストすること数回。
だけど・・・

あああ。ダメだぁ。。。

やはりここからもサカナの反応はなく、集中していた気を開放してがっくりとうなだれる。
と、いままでは沢に集中していたものでまるっきり気がつかなかったのだけれども、なんだかすぐそこの笹薮がガササーと揺れているみたい。

ああ。まだ台風の影響で風が強いのかぁ。

・・・いや。
風なんて吹いてないし、そもそもV字の渓の底にいるのに風とかありえない。
え。もしかして・・・

と思ったら、案の定その笹薮から熊さんの顔がコンニチハ。
しかも、これまたでけっぇええええええ!!
多分、今までの人生の中で見たツキノワの中では最大クラス。
そしてその熊さんまでの距離は約3mほど。

そのときの当方は沢に立ちこんでいて、さらに増水した沢の中の岩に乗っている状態なので2・3歩バック・・・なんて足元が不安定で、とてもじゃないけどできやしない。
またここで背中を見せて逃げようものなら、追っかけられて背中にキッツイ一撃を食らわされる可能性も大きい。

なのでここは恐怖を押し殺して腰を落とし、万一飛び掛ってこられても対応できるように気合を入れる。
と、向こうもこちらに気がついたようで、目と目が合ったその瞬間。

いぇえええああああああああ!!!

と身構えながらも奇声を発する当方。

そしてその奇声に驚いたのか、すばやく踵を返す熊さん。
すごいスピードで元来た笹薮を突き進み、そして15mほど離れたところで再度こちらを振り向く。

まだまだ本気を出せば襲いかかるには十分な間合い。
こちらを見ている眼からこちらも眼をそらすことなく睨みつける。
この状態から、もし向こうがその距離を詰めてくるのであれば、そのときはなんとかするしかねぇべなぁ・・・
と、腹を括ったものの、熊さんは再度元来た山へとモッサモッサと登っていきました。

ふう。
ヤバかった。

人生で3本の指に入るほどの熊さんとのニアミスに、さすがの当方も心臓バクバク。

んでもまあ、さっきの熊さんも、改めてこっちに寄ってて来ることもなかんべぇ。
と、さらに沢の上流へと進んでみたが、さすがにやはりあんなことの後では平常心ではないようで、毛鉤を振り込もうにも、あっちゃこっちゃと引っ掛けまくり。

ダメだこりゃ。

ということでこの日は撤収。
帰り道の途中に、根田茂川の支流でコッパヤマメを4匹ほど抜いて気晴らしをしてから帰宅。



11.09.09
熊さんとドッキリの根田茂川方面は避けて、本日は米内川へと突撃。
途中、川の濁りと増水が気になったものの、外山川の合流点よりも上流は、水量こそ少し多いものの濁りはなくまあまあ毛鉤もなんとかなりそう。

だけどもパチャポチョと元気よく飛び出してくるのはおチビちゃんばかり。
たまにゆら~っと底からそこそこのサイズのサカナが近寄るのだけども毛鉤の手前でことごとくUターン。
そんなこんなで結局最後までコッパヤマメ大会。
2時間で8匹だけどももうちょっと大きいのが釣りたいなぁ・・・。


11.09.10
土曜日の本日。
長男も朝練に行きたいというので、朝の5時ちょうどに一緒に家を出て釣り場を目指す。
今日の目的地は根田茂川の支流の沢のひとつ。
まあ八木巻沢では熊さんとニアミスしてるしということで、本日は手代木沢へと潜入。

べ、別に熊さんが怖いから八木巻沢以外に行くんじゃないんだからねッ!

と、長男には道中に強がってみせるも、手代木沢への林道に入り、植林された杉林の脇を自動車で進んでいくと、ちょうどガードレールの切れたあたりの藪から、どこかで見たような真っ黒いアニマルが顔を出している。

OH!また熊か・・・。
しかもあんた、そこは入渓予定の地点のすぐそこじゃないですか・・・。

せっかくここまで来たのに引き返すのもシャクなので、クラクションを鳴らして熊を追い払い、意気揚揚と沢へと降りる。

まあ釣り自体はあれですよ。
当方の毛鉤でも、長男のエサでもまんべんなくイワナが出てきて、飽きることなく朝練できました。
ちなみに長男は川底を漁って捕ったクロカワ虫をエサに。
当方はイワイイワナと、ハックルにコックサドル(ブラウン)を巻き、背中に渓流目印を巻き込んだ毛鉤の二つを使用。ちょっとだけEHCも使ってみましたがこっちではまるで反応薄。
前出の2種類はどちらもまあまあの反応だったんですが、これって単純にあまりサカナがスレてないだけのような感じ。

ということでサクっと1時間ほどでここはおしまい。
でもこのまま帰るにはまだ早いし、せっかくだからまた根田茂川の支流でヤマメでも釣って遊びましょうかね・・・と思いながら沢から上がって林道を歩き、自動車へと向かうと・・・

あいや、また熊さんが前方に・・・。

だけどもどうやらこちらには気がついてない様子。
これは好機と興味深く観察すると、ちょうど林道の脇の藪から沢へと降りて行くところだったみたい。
しかし熊ってすごいね。こんなガケ、とてもじゃないけど下っていけないよ・・・というような急斜面でも、オッフォオッフォと下っていくのね。

そして沢に下りた熊さんは、また藪を越えてどこかへと見えなくなったので、ここで当方らも撤収。

長男も間近で熊さんに会えてよほど嬉しかったようで、もう釣りはいいから一刻も早く家に帰りたいそうで。
なので、ヤマメ遊びはまたの機会にしてここで今朝の朝錬はおしまい・・・。

のはずが、沢で捕ったクロカワ虫が2匹残っていたのでやっぱり支流に入ってヤマメ遊び。
当然当方はテンカラで、長男はエサ。

しかし当方、ビッシバシとチビヤマメは抜けるもののデカいのがまるで掛からない(涙
どうしたものか・・・と思案していると、チョウチンでしか竿を出せないような藪から

「釣れたー」

という長男の声。
おお、どれどれ・・・と見にいってみると、これまた立派なヤマメさん。
サイズも堂々の25cm。

素で「いいなぁ」と漏らす当方。
長男さんはその一匹で完全に満足なさったようで、ヤマメさんをリリースしたあとは竿を畳んで、田んぼ脇でカナヘビ探し。

ちくしょうナメやがって。オトナのすごさを見せてやるぜ!
と、気合は十分。釣果はまったく。

結局この後は釣果に追加はなく、タイムオーバーで撤収。



いやはやしかし、秋になって熊さんの動きが活発化しているようです。
深い渓に入る場合、熊さんを返り討ちにする自信がある方以外は、自衛策を講じるのが吉ではないかと思います。


※今回は、たまたまうまく熊さんとの交戦は避けることができましたが、この記事と同様の方法で熊さんを追い払うことができることを保証するものではありません。
そのときはたまたまそうせざるを得なかった・・・ということです。
万一熊さんと遭遇した際に、この記事の真似をして反撃された場合、当方は責任を負えませんので悪しからずご了承ください。
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tag : 朝練 イワナ ヤマメ 根田茂川 テンカラ 毛鉤

コメント

非公開コメント

No title

おおおぅ・・・連続クマーと遭遇とは。
これは気をつけねば。無事でなによりでした。

シーズン終盤なので激戦確実でしょうが頑張りましょう。

にしても息子さんまた腕をあげたましたね!

いぇえええああああああああ!!!

何て言うか、その瞬間のアサタカさんを、神の視線から見ていたかったです(笑)

いやマジな話、笑い事じゃないほどの遭遇率ですね(汗)
ご無事でなによりでした

当方昨年は2回ほど遭遇しましたが、どちらも向こうがさっさと逃げていってくれたので怖いと思う暇もありませんでした(1度はウェーダーを半分おろしてナニをしている真っ最中で(笑)そんなマヌケな姿で襲われたくないですな~)

ちなみに、熊さんと出会ったら、目を合わせてはいけない、大声を出して威嚇してはいけない、という説もあるみたいですが(コチラにやる気があると思われるそうです)実際のところ正しい対処法なんて誰にもわからないてのが本当かな

No title

熊との遭遇は...

根田茂界隈は熊さんが活発に行動しているんですね....
シーズン終盤はねらっていたけどチョット心配です。

3メートルの超至近遭遇なんてチビリそうです。

No title

野生動物は、「おいでーおいでー」
って猫なで声で誘うと困った顔をして逃げていきます。
定説です!お試しあれ(笑)

熊にあわないけど魚にもあわない

熊さんに出会うの怖いですね カモシカと猿と野犬に会ったことはあります 野犬は怖かった 帰り道で毛を逆立ててて道をふさいでいて もう大変 ほえられて 石を投げて応戦したら 山の中に逃げていきました
さて 先日 友人と山形 野川(木地山ダム上流)に行ってきました 山形南部ではチョー有名
渇水気味で魚が出ない 
釣れない理由(言い訳)
・この時期になるとドライフライが少ない
・浅瀬は危険なので深みの泡の下や大石の下に逃げ 込んでいる
・時間のミスマッチ(夕方4時頃から活発になるかも、天気の良い日当たりの良い時は特に)
・まだまだ未熟
息子さんのようにくろかわ虫もって行くかな!

お疲れです。
熊は絶対会いたくありませんね…
会いたくないと思うと会っちゃうんですがw
深い沢に入るときは、釣りだけではなく回りにも気を向けるようにしなくては!
話しは変わりますが、日曜日に米内川でちょいと爆釣してきましたw

Re: No title

>双雪さん

いやまじでこれだけ連続すると、ちょっと怖くなってきます。
キノコ採りなんかで遭遇するときは遠巻きなんですが、釣りのときは決まって至近距離なんですよね。。。

双雪さんも山に入るときはお気をつけください。

シーズン終盤ですが天候もあまりよくなくてテンションも上がらない日々。
そんでもって長男にサイズで負けたとなればさらに・・・(涙

Re: いぇえええああああああああ!!!

>MK@YUKIさん

そのときはマジで神ですら僕を止めることはできなかったでしょう(笑

いやほんと、あの距離は一種悟りを開くのに十分な距離でした。
しかも連続で遭遇とくればこれまた・・・。

距離が離れているうちに向こうが気づいてくれれば、大概は勝手に逃げてくれるんですが、今回はおそらく笹薮から顔を出してもしばらくはこちらに気づいていなかったんではないかと思います。

しかし、そんな格好で襲われたとなれば新聞記事でも辱めを(笑

うーん。
目をそらすとむしろマズいような気もします。
あちらもわざわざ食い物でもない動物と好き好んで戦いたくないでしょうし、
「やるんだったら受けてたつぞ、コラ」
というアピールこそが大事なのではないかと思います。
いやこれ、飼い猫とのバトルでの知識なのでなんも役に立ちませんが(笑

Re: No title

>原渓さん

根田茂でも特に今回は、砂子沢上流に向かって左側の沢で連続遭遇していますので、そちら方面は避けたほうがいいかもしれません。

砂子沢本流のほうは人も多いので、誰かさんのように早朝こっぱやく行かなければ大丈夫だと思いますが・・・。


3mでもシビれるほどの距離ですが、もっと至近距離での遭遇が実は過去にありまして・・・(笑

Re: No title

>あひるさん

それ、カモシカにやったらほんとに近づいてこられて困惑したことが(笑

もし熊もそれで近づいてきたら・・・(恐


でも野良猫なんかも誘うとむしろ逃げますよね。
なんもしてないと結構な至近距離まで寄ってくるのに。

Re: 熊にあわないけど魚にもあわない

>はんちゃんさん

熊も怖いですが、お猿も怖そうです・・・。
実は当方、野犬じゃなくても犬が怖いんです。
なので野犬なんかに吠えられたら・・・(涙
むしろ熊のほうがマシかもしれません。。。

山形釣行お疲れ様でした。
そちらも厳しそうですねぇ。。。
実はこそこそと新しい職場でまた毛鉤を巻き始めまして、新作も作ってみたので近日中に試してきます。
エサ釣りはそれでダメなら・・・考えます(笑

Re: タイトルなし

>イワメさん

熊ですが、会うのは半分致し方ないかと諦めています。
彼らの生活圏に入り込んでいるのはこちらなので。
とはいえ、好んで会おうとも思いませんが(笑

最近、釣果を少しでも伸ばそうと、沢に入る前から足音を殺しているのでそれのせいもあるかもしれません。
完全とはいいませんが、気配はなるべく消していますので。

さて話は変わりますが、日曜日は実は当方も昼食のあと、米内川に1時間だけいました。
しかし入渓直後に18cmのヤマメを掛けてそれっきり(涙

イワメさんが全部釣ったあとだったのかなぁ(涙

ちなみに大堰堤の上流部でのエサ釣りですよね??

大堰堤よりずっと下流でございますw
毛鉤じゃなくエサです。
今時期のお魚さんたちの動きを考えれば、アサタカさんなら場所はすぐわかりますよw

Re: タイトルなし

>イワメさん

大堰堤よりもずっと下流。
エサで狙うとなれば・・・。
なんとなくわかりました(笑

ところでそのときデカいサクラマスを見かけませんでした?
当方が入った区間では2~3匹がウロウロしてました。
産卵間近ですしねぇ。
プロフィール

アサタカ。

Author:アサタカ。
盛岡在住のオッサンです。山菜・キノコ採りに加えて、とうとう渓流釣りに手を出しました。
エサ釣りからはじめましたがテンカラ釣りを経て、今はへっぽこフライマンもどきになってます。
たまに海にも行くしヘラブナも始めたし、ワカサギ釣りも好き。と、節操がありません。

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